前回
S&P500に連動した投資信託に
(一括)投資する
ということをオススメいたしました。
ですが、
いや、なんで?
という疑問が湧いたのではないでしょうか。
簡単に言うと、
長期的目線で右肩上がりで、税制面など、色々な点から有利だから
です。
今回の記事を読めば、
その理由を理解し、落ち着いてS&P500に投資を始められるようになると思います。
ぜひご一読ください。
では、よろしくお願いします。
なぜ米国株なのか
まず、なぜ日本株ではなく米国株を選ぶのか、それは…
米国株は右肩上がりで、日本株はそうではない
からです。
前回お伝えした通り、
S&P500というのは、ざっくり言うと、
アメリカほぼ全体の株の値段を平均した数値です。
これに対し、ほぼ同様の日本バージョンのものに
TOPIXというものがあります。
これら2つを比較してみると、
S&P500は100年ほと前からずっと右肩あがり
TOPIXは最近盛り返しているものの、1989年の最高値を未だ超えられずにいます。
つまり大雑把に言うと…
米国株は次第に増えていく。
日本株はそうではない。
と言うことです。
だから米国株を選ぶんです。
なぜS&P500なのか
アメリカには
ナスダック、ダウなど、
S&P500以外にも株価を表す数字があります。
ですが、それぞれ
どんな会社が含まれているのか、どれだけの数の会社が含まれているのか
に違いがあります。
より多くの会社が含まれ、より安定的に右肩上がりになっている数字を選ぶ
そうすると
S&P500
が最も良い選択肢となるんです。
なぜ投資信託なのか
これは、「複利効果」と「NISA」を意識した結果です。
以下、引用です。
「複利運用」とありますが、「複利効果」とほぼ同じだと捉えていただければ、と思います。
複利運用とは元本についた運用益に対して、さらに利益がつく運用方法のことです。運用益を受け取らずに元本に含めて投資していくため、得られる利益が増えていくのが複利の効果です。複利運用では時間の経過によって元本が増えるため、長期運用で特に効果を発揮します。
伊予銀行 HP より
つまり、
買った株(投資信託)に利益(配当金など)が出て、さらにその利益も元手として次の利益が計算されるため、
より早いスピードでお金が増えていく
ということです。
一方これが、個別株やETF(新しい単語出してきてすみません💦)と言った投資信託とは別の金融商品だと、
出た利益(配当金)が一旦こちらの方に戻ってきてしまうため、
複利効果が少し薄くなってしますのです。
さらにNISAの話ですね。
NISAは税制上有利になる非課税枠の制度ですね(またNISAについては後日解説したいと思います)。
ただ、NISAの枠には限度があります。
その枠の計算式に、
投資信託で内部発生する配当金は計算されないが、
その他の金融商品で発生する配当金は計算されてしまう
んです。
ざっくり言うと
投資信託は他の金融商品に比べて税制上有利
というわけです。
なぜ一括投資なのか
これは意見が分かれるところなんです笑
あくまで一部の意見なのですが、
2024年3月現在、アメリカの株式市場はバブルが始まっている
と言われており、
私もこの意見に賛成なんです(また良かったらこの点についても解説できたらなぁ…)。
本当は投資初心者は「分割投資」が基本です。
ですが、今がバブルの初期段階で、これから数年勢いよく値上がりしていくことを考えると、
投資より一括投資
の方が、よりバブルの恩恵を得ることができる
と思うのです。
ですので、あくまで私の意見ですが、
今は分割投資より一括投資
をオススメします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
随分長くなってしまいましたね笑
以上の理由が、私が
S&P500に連動した投資信託に(一括)投資する
とオススメしている理由です。
ただ、どうでしょう…。今度は
・「投資信託」って商品全体の名前でしょ?具体的に何買えばいいのさ?
・日本株さえやったことないのに…。米国株なんてどうやって買えばいいの?
といった疑問が湧いてくるかと思います。
これらについては次回以降解説していきたいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました!!
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